風鈴の音がまた...

急に自分のしていることが恥ずかしくなって、私は俯いてしまった




名前も知らない彼が首を傾げた、気がした







「そこから飛び降りるんじゃないのか?」






すたすた、っと軽い足取りで歩いてくる




手を延ばされる