もう何日も日の光を浴びておらず(トイレなどは夜、親が寝てからしか部屋から出なかった。)、私は曜日感覚も狂いそうになっていた。

が、なんとか狂わないように、何時も同じ時間に起きて、同じ時間に寝るを繰り返していた。
でも

“それで生きていると言えるのか?”私はそれすら疑問に感じていた。

今日もまた、朝起きて、何もせず、ただ布団に包まり、クラスの様子を考えていた。

ふと、時間を見れば、p.m.7時。

もう学校は終わっている時間だった。

“もうそんな時間か。”と思っていると、

コンコン

ドアをノックする音が聞こえた。