あの日から私は部屋に閉じこもっていた。

部屋の中はめちゃくちゃ。

鏡は割れ、アルバムは切り刻まれてごみ箱の中。

4人で買ったキーホルダーは原形を留めていなかった。

カーテンを閉めきっていたため、光は一切入らず、部屋の中はとても暗かった。

でも、私はその部屋がどこか落ち着いた。

閉じこもること1ヶ月。

私の携帯には友達…だと思っていた人達からメールや着信が来ることはなかった。

“3人は私の事など、そんなに深く考えていなかったのだろうか?それとも、新しいターゲットを見つけて同じ事を繰り返しているのだろうか?”

そんなことを考えて過ごしていた。