意識しない彼女。
意識しまくる俺。
戸惑いながら、触れない距離に腰掛けた。
「じゃっ、お疲れで~す」という金本さんの緩い掛け声で乾杯する。
プロ野球好きの彼女はもちろん生ビール……ではなく、甘いカクテルを飲む。
ナイター中継を見ながら、さきいかをツマミに生ビールを仰ぐイメージのある金本さん。
「苦くて飲めないんだよね…」と恥ずかしげに話す姿は、意外で可愛い。
斜め上向き女のもっと意外な一面を知ったのは、小一時間が経過した頃。
「金本さん。酔ってます?」
「酔ってな~い。フワフワして、イイ気持ちなだけ~」
……それを酔ってると言うのですが。
生ビールを仰ぐどころか、小一時間小さなグラスに入っているたった一杯のカクテルをチマチマ飲んでいた。
「下戸っすか?」
「違うし~」
図星だったのかトロンとした瞳で、俺を睨み付けて来た。
意識しまくる俺。
戸惑いながら、触れない距離に腰掛けた。
「じゃっ、お疲れで~す」という金本さんの緩い掛け声で乾杯する。
プロ野球好きの彼女はもちろん生ビール……ではなく、甘いカクテルを飲む。
ナイター中継を見ながら、さきいかをツマミに生ビールを仰ぐイメージのある金本さん。
「苦くて飲めないんだよね…」と恥ずかしげに話す姿は、意外で可愛い。
斜め上向き女のもっと意外な一面を知ったのは、小一時間が経過した頃。
「金本さん。酔ってます?」
「酔ってな~い。フワフワして、イイ気持ちなだけ~」
……それを酔ってると言うのですが。
生ビールを仰ぐどころか、小一時間小さなグラスに入っているたった一杯のカクテルをチマチマ飲んでいた。
「下戸っすか?」
「違うし~」
図星だったのかトロンとした瞳で、俺を睨み付けて来た。
