『一人…紹介出来る人がいるにはいるけど』 伏し目がちに言った。 『紹介して。お願い!!』 明花の言葉に飛び付いた。 『でも、つぼみと正反対だから…上手くいくかどうか』 悩み出す明花。 『大丈夫だって。それにほら?同じ性格より違う性格の者同士のほうが上手くいきそうじゃない』 私の希望溢れる説得に明花は『つぼみが良いって言うなら…』と紹介することを決めた。