先生は参った、と言わんばかりに さらに窓の外を見ながらこう言った。 「わりぃ…。我慢できなかった。」 くしゃくしゃと自分の髪を触る。 ワックスつけてるのかな、ぼさぼさのまま 髪は固まっている。 「うそ…先生めっちゃ可愛いんですけど」 「うるせー、ほっとけよ。」 「キスしてきたくせに。」 「あーそれ、まじで恥ずい。」