先生の叫ぶ声だった。 生徒を押しのけ私のもとにやってくる。 「おい、大丈夫か?気持ち悪い?」 そういって大きな手で背中をさする。 先生、気づいてくれたんだ… 「せ、んせ…ありがと。」 「ばーか、すぐ俺に言えよ。 なんとかしてやるから。」 なにその優しさ… 反則。