「振り向かせたいんですよ、 川澄先生、あなたのことを。」 これって… 告白…だよね…? 「返事はまだいいです。 とりあえず修学旅行、 がんばりましょう。 はい、今日早く来たご褒美。」 ぽんっと手に置かれたのは いちごのキャンディー。 そのキャンディーに奥野先生の 思いがすべて詰まっているように 思えた。