きらきらスマイルを見せてきた、笹岡くんにあたしの心臓は急加速。 身体中の熱という熱が顔に集中したように、頬っぺたが熱くなった。 「てか、松井と遊ぶの初めてじゃね?」 「そ、そうだね…っ」 「同じクラスになるくせに、教室で喋って終わりだったもんな!」 「だ、だって笹岡くん…他にも友達たくさんいるでしょ?わざわざあたしが誘っても……」 そう。 あたしが誘わなくても、彼にはたくさん友達いる。 想いを寄せている女の子がたくさんいる。