彼は私に従順なり。【完】


「うーん…帰ろう…」

「あっ汐見さん!!」


………最悪だ

こうもタイミングが悪いと自分はただの
不運なんじゃないかとも思ってしまう

綾瀬という男は
私を見つけるとニコニコして相席
してきた