彼は私に従順なり。【完】


「ふっ…うっ…」

涙が手の甲に落ちてるのにも気がつかないで
ポーチを取って
眉剃り用のカミソリを手に取って
手首にあてていた

「ざけんなよ…はあっ…」

洗面所で手首を切ろうとした私の
腕は綾瀬くんの手で止められていた