「杏どうした?」 蓮都の声がしてすぐ振り向くと いつものようにくったくの無い笑顔で いる蓮都がいた。もしかしたらこの話で 蓮都と会うのが最後かもしれない そう思うと目から大量のなみだがこぼれた 「おっおい杏!?どうしたんだよ?」 「ふぇふぇ蓮都あのねこの話聞いても 私を好きでいられる?」 「はぁ?どんな話でも杏の事受け止められんの 俺しかいねぇーじゃん」 「蓮都大好き、おぇ」 「おい大丈夫か!?」 「うん。あのね私蓮都の子妊娠したんだ」 勇気を持って言ったこの一言