その後は家政婦さんがご飯
を用意してくれたりして
すぐに夜となった
「杏」
「何?」
「俺と結婚してください」
「急に言わないでよ」
「まだ指輪とか式とかちゃんと
あげてやれるかわかんねぇけど
いつかはちゃんとやるから、な?」
「蓮都・・・大好きっ」
「その言葉めっちゃ嬉しい」
「もうなんでそんなに優しいの?」
「杏も優しいけど?」
「私ね蓮都のお父さんに頼って式挙げたり
指輪貰ったりして暮らすのはいやなの」
「うん俺も嫌、親父に頼んねぇで生きて
行く」
「ベビーカーとかもちゃんと私も働いて
行くしね」
「はぁ!?お前働く気かよ?」
「うん、普通でしょ?」
「俺が掛け持ちでも何でもして働くし
家庭支えていくからお前は働くなよ」
