結局、わたしは先生の寝室で寝ることになった。



部屋は黒で統一されていて、よけいなものが置いていない、大人の部屋って感じがした。





「先生のイメージにピッタリ。
 ・・・って、そういえば優利にメールしなきゃ!」




~メール~



愛『優利、ごめん!
  メールするのおそくなって・・・。』



優『大丈夫!
  そういえば、わたしが聞いた声
  なんだったんだろうね。』



愛『うん、なんだったん
  だろうね?』
 (メールで良かった・・・。
  電話だったらばれてた。)


優『もしかして、
  幽霊とかじゃ・・・。』



愛『・・・
  怖いこと言わないでよ。』



優『でも、もう
  12時だよ。』



愛『うそ!
  もう、寝なきゃ!』



優『気付いてなかったの?
  じゃあ、また明日ね。
  頑張って!』



愛『うん、また明日。
  頑張る!
  思いっきり目立ってあげるから!
  おやすみ~。』