「別に…」



ばれたくないから冷静をよそいながら言う。



「そんな訳ないでしょ」



「別にいいじゃんか!!」



うるさい姉だなぁ。



俺は姉ちゃんの手から袋を奪うように取った。



「あっちょっと待ちなさいよ!!」



そんな言葉を無視しながら俺は自分の部屋に上がった。



本当に姉ちゃんは鋭いから困る。



付き合ってるて姉ちゃんに言うとうるさいからイヤなんだよな。