あたし様の恋事情【完】

その話についてきけないあたし。



ボーッと見てるしかないわ(笑)



ダメだ。この場にいるとイライラしちゃいそう。



そう思ったあたしは。



「じゃ、じゃぁ、あ、あたし教室も、戻るよ♪」



噛みまくりながら言い終え、手を振りながら後ろを向きドアに向かって歩きだした。



あたし…。



情けないなぁ。



「あっ、ちょっと待て!!」



後ろから声が聞こえたけどわざと振り向かなかった。



だって振り返ったら2人が笑顔で話してそうで…。