今まで…雅也が私にベタ惚れだという事を困ると言っていた自分をバカだと思った。 雅也が傍にいないことが…こんなに辛いなんて思わなかった。 雅也と話せないことがこんなに悲しいことだとは思わなかった。 ――――――――――… ――――――――… それから数日間… 私は何も食べなかった。食べれなかった。 夜は何度も泣いた。涙が枯れるぐらいに…。 寝るにも眠れず…寝不足の日々が続いた。