ねぇ、君は何を見ているの? あたしは、ずっと君のこと見てたよ。 『あー・・・自然消滅しちゃったよー・・・』 悲しそうに微笑みながら呟く君。 『いいじゃんいいじゃん!また彼女作ればいい話だし、ね?』 その彼女があたしだったらいいのに。 『いや、俺もう無理。恋愛する気ねぇ。』 ・・・は? 『俺さ、ギターやってるし・・・バンド組むわ。』 君の好きなものは、元カノから音楽に変更されてしまいました。