「そうと決まれば!」

何が決まったのだろう?

思い立ったようにストラディバリウス片手に立ち上がる和音。

「ララルララ~♪みんな存分に飲んで食べて語らい~♪愛を囁くといい~♪今夜は愛の妖精小夜とスペシャルバカの逢瀬の夜~♪」

『なっ!はわっ!はわわわわわっ!』

どこでそういう事になったのだろう?

突然恥ずかしい弾き語りを始める和音に、慌てる小夜。