天神学園高等部の奇怪な面々22

「僕の作った岩魚フルコースは口に合わなかったかい~?♪」

『い、いえ…とても美味しいです…』

「有り難う~♪君の作ったカレーも美味しかったよ~♪思わずおかわりしてしまった~♪ルララ~♪」

『は、はぁ…どうも…』

軽く頭を下げる小夜。

だが。

「スペシャルバカも美味しそうに3杯食べていたよ~♪」

和音がそう弾き語ると。

『……』

小夜の表情はあっという間に曇ってしまう。