好きの反対の反対。



「その前に何であたしなわけ?!」


「だって栞音、高野君と仲いいじゃん!!」


別に仲良くしたくてしてるわけじゃ

ないんだけどな。


まあ、これをきっかけに


結平が友里恵ちゃんを好きになってもらえれば


あたしも楽になるはず。


そう思って、あたしは協力することに決めた。



「じゃあ、友里恵ちゃんに言っとくね!


  あと、今日の放課後友里恵ちゃんの話

  聞いてあげてくれない?」


あー、放課後はレポートやんなきゃなんだけど・・


まあ、いっか。


「うん、いいよ~」