「ちょっと、神田先生に用があるの。」 「ふ~ん。 じゃあ、そのクッキー俺にちょうだい!」 「だめっ!!」 結平が無理やり取ろうとするから あたしは後ろに隠した。 「栞音、けち。」 「けちで結構。」 そんなやりとりをしていると 向こうから神田先生が来るのが見えた。 「あ、せんせ・・」 その瞬間、結平に腕を掴まれ 隣の部屋へ引き込まれた。