好きの反対の反対。




「栞音・・昨日大丈夫だった?」



彩夏が恐る恐る聞いてくる。


そういえば、彩夏に連絡してなかった。


心配かけちゃったな・・


「あ・・うん!大丈夫だった。」


昨日、先生が湿布くれたおかげで


腰の痛みもすっかりなくなった。


「神田先生が来てくれたおかげで


 なんとかおさまったの。


 しかもね、押し倒されて腰強打して


 歩けなかったから、
 
 家まで送ってもらっちゃった。」


「えー!!栞音、ラッキーじゃん!!


 神田先生に送ってもらえるなんて・・

 いいなあ~」