好きの反対の反対。




「川口んち、どっち?」



「えーっと、この道真っ直ぐ行って


  2つ目の信号を左に曲がったらすぐです。」



わあー

パパ以外の男の人の運転初めてだから


緊張するよ///


「りょ~かい!ちょっとその前に


 ここ寄っていい?」



「はい。」



先生が車を止めたのは薬局だった。


どうしたんだろ?


あたしは落ち着かず


ソワソワしながら待っていた。


「お待たせ!これ貼って寝れば


  明日には痛みなくなると思うよ。」



そう言って渡されたのは

湿布だった。