好きの反対の反対。



「川口、何でこんなとこで


  倒れてんだ?」



神田先生・・


もしかして、鈍感?


この状況見て分かってよ。



「ったー・・」



やっぱりまだ痛くて立てない。



「おいおい、大丈夫か?」



神田先生はあたしの腕を掴んで

ゆっくり起こしてくれた。


「あ、ありがとうございます」


「何か辛そうだから、


 よかったら送ってく?」


「・・え?!いいんですか?」