好きの反対の反対。




いったあー・・


腰を強打して立ち上がれない。


どうしよう・・。



ガラガラガラッ・・



「お、まだお前たちいたのか!」



入ってきたのは化学を担当している


神田先生だった。



たしか、20代後半だったかな?


まだ若くて、この学校に


来たばかりの先生。


かっこいいし、なじみやすくて


学生からは結構人気。



「神田先生!!」



加藤梓は戸惑った様子。


「早く帰れよー!」


その言葉と同時に


加藤梓たちは部屋を出て行った。