好きの反対の反対。




全然理解できないんだけど・・



何で隣で結平が寝てるの?


はっと自分の体を見た。


服は昨日のまま。



手は出されてないみたい・・



栞音は不思議そうに結平の顔を覗き込む。



やはり、人気があるだけ


顔は整っている。


寝顔はかわいいんだけどね・・


って、何考えてんの・・あたし。



ぱちっ



「わっ」


突然、結平が目を開けた。



「今、俺にキスしようとしただろ。」


結平がにやりと笑って


顔を近づけて


覗き込んでくる。



「・・・っばっかじゃないの///」



「ふ~ん・・顔真っ赤だよ。」



結平がいたずらっぽくにやりと笑う。