好きの反対の反対。



結平はとりあえず


栞音をベットに座らせた。


「きっぺい~水ちょうだい。」


「はいはい。」



結平はキッチンへ行って

手前にあったコップを取り


水を入れて持って行った。


「持ってきたぞ。」


「ありがと~」


栞音はおいしそうに水を飲む。


「じゃあ、俺帰るから。」


「待って・・」


ぐいっ


栞音が結平の腕を

思いっきり引いた。



「・・・っ」