え?



「待たせてごめんな。」



そう言うと、頭をポンポンしてきた。



なんなの?



「ちぇっ」



ナンパしてきた男たちが去っていった。




「ちょっと、ふざけないでよ」



「別にふざけてないけど、困ってたから助けただけ。」




「困ってないし・・こういうことされると迷惑」




「そう?すごい嫌そうな顔してたけど。」



「嫌に決まってるでしょ!だけど、結局男の人に助けてもらっちゃったら意味ないの!」



「・・もしかして男苦手?


   俺が男嫌い直してやるよ!」