好きの反対の反対。



料理が次々と出てくる。


から揚げにポテトにパスタ。


あたしは手を休めることなく


食べ続けた。


「ねえ、彩夏。


  そこのウーロン茶取って!」



「はいはい。」



ごくごく・・


「ぷはあ~」


「栞音、まだいっぱいあるんだから


  ゆっくり食べなよ。」



「だって、おいしいんだもん。」



ん?あれ?


何か変な味・・


ピーチ味のウーロン茶?