慣れない生活をやっと4か月程終えることができた。
そう、今年私は中学1年になったのだ。
時をさかのぼってみると・・・。
入学式。
皆がそわそわしているにも関わらず、
肝が据わっているというか、なんというか、堂々としている、
一際目立つ人を見つけた。
髪の毛は、チャラチャラしていて
腰パンに、第一ボタンもしっかりあいてる。
おまけに・・・靴下ドクロだよ・・・。
ちょっとガッチリしてるけど、なかなかのイケメン 笑
そんなことを考えている間に時間はきた。
無事に入学式を終えて、帰宅。
同じクラスになった子とアドの交換もして
上機嫌!
な私だった。
次の日、同じクラスの男の子に
昨日の子のことを説明して、話をきいた。
名前は、富山龍二(とみやまりゅうじ)だ。
富山くんには、お姉さんがいるそうで
富山香奈(かな)といって、ここらへんでは有名な不良だとか・・・。
なんだか、顔と名前がピッタリだなと思った。
それから、特にその人と関わることもなく
中学生にも慣れてきていた。
それに、私には6年の春から付き合っている彼氏がいたから
とても、充実していた。
少しずつ難しさを増していく勉強にも
ついていき
それなりの成績はとっていた。
走ることが好きだった私は、陸上部にも入り
リレーメンバーにまで選抜されていて
とても楽しくやっていたのだ。
