絆─新選組の物語─





「お茶淹れるけど、お茶菓子あった方がいいよね?」






お茶だけって・・・






「それならうちが買ってくるよ!どこで買った方がいいかな?」






「えっと、ここから10分の所にある“京月”って言う和菓子屋があるんだけど」






「あ、京の叔母さんがやってるお店?」




私のお母さんの妹さんが京月という和菓子屋に嫁ぎに行って、いつも行くとみんな良くしてくれて、値引きしてくれたりとお世話になってる。





「叔母さんに神田京子の友達って言ってくれれば分かるはずだから」





「大丈夫、京の叔母さんはうちの顔知ってるから!」




あ、そうだっけ?((酷い




まぁ、いいや。





「じゃあ、お願い」





「了解!!」





千嘉が行こうとした時に、