「経済問題は我々の時と変わらぬという事か・・・」
斉藤さんが考えながら言った。
なんか、暗い話になちゃった・・・
この空気をどうすればいいんだろう・・・
「まぁ、今はそんな事気にせず、一度きりの人生を楽しめばいいんじゃない?」
いつものようにニコニコしながら言った沖田さん。
「んなの、大人になってから悩みやがれ」
土方さんまで・・・
「お二人はまだ学生なら、悩まず学生生活を充実させればいいじゃないですか」
山南さんの言い方がいつもよりも優しいと思ったのは、私だけなのかな?
「そうだよ、京!うち達はまだ高校生だよ!気にしないで、直面してきた時に悩めばいいんだよ!!」
「千嘉・・・、そうだね。今から悩んでも何も変わんないもんね!」
「そうそう!だから、お茶淹れてよ」
あ、忘れてた・・・

