五十嵐は必死に抵抗してるみたいだけど
塚原はなんか楽しそう
しかも、ちょっといらっとする

俺は思わず声をかけた

「おい、塚原ちょっと待った」

「何?準」

「五十嵐は僕と帰るって言っての。だから一緒に帰るのは僕だから」

僕は五十嵐の手を掴み歩き出した
振り返れば顔を赤くして”なんで?”って言ってるかのようについてくる五十嵐
そんな五十嵐を面白いなっておもったんだ

そして、かわいいなとも思った