「結局どうすんだ?」

「使わないって」

使う気満々だろ・・・

「そのうち分かるって」

あー知りたい
こいつのテクニックを教わったらすぐ彼女ができる気がする

「準・・・少しだけ」

「だ~め」

けちくさいな・・・

「大丈夫・・・全部うまく実行できたら塚原にも教えてあげるから」

「絶対な」

今はそれでいいけど・・・
しかし、本当に準が言うようにそんなにうまく事が進むのか?
あまりにの心配すぎる

「顔に出すぎだよ・・。塚原」

「だってよ・・・・」

「僕を誰だと思ってるの?」

この世の中に完璧の人間がいるのか?
いたら準以上に完璧だろう
でも、さすがに世の中に完璧はいそうにない

「塚原ただ見てればいいの」

準は笑いながら俺をポンポン叩いた

「わ、わかったよ」