私の肩を持って 自分のところへ 引き寄せていた豹さんが 口開いた。 「大丈夫か?」 私の背中をさすりながら聞く。 その声はとても優しくて 安心した。 そして自分から体を離した。 「ごめんなさい…」 「謝らなくていい。 それより来い。 1人はダメだ」 そう言いながら 私の手を引いて歩き出した。 手から伝わってくる 優しい温もりに 一粒の涙がこぼれた。