雨上がり

昨日ある女に会った

相手は、俺が隣にいるのを知っていたのか、知らなかったのか隣でブツブツと一人ごとを言っていた


なせだか分からないが、傘をいつの間にか貸していた
いや、理由は、分かっていたのかも知れない

今日会えた時は、ビックリした 
そして、嬉しかった

だけどなぜか逃げてしまった

すぐにでも追いかけたかったが、うるさいファンクラブの奴らに囲まれて身動きがとれなかった

″王子~″という声がいたる所から聞こえてくる
正直言ってウザイ
どうせみているところは顔と、嘘の俺
俺は、王子なんかじゃない
本当の俺を見てほしかった

俺がファンクラブの奴らをウザイと思ってまで追いかけたいと思った女が…



    草野花鈴

そう、その女が俺の想っている人

あいつは覚えていないようだが忘れもしないあの時から俺は、あいつが好きだった…




~琉斗side end~