叶えたかった夢



 それからしばらくして
 たくさんの桜の木が見えてきた。

 毎年ここに来て優と
 話したり弁当を食べたりしている


 今年もここで花見ができると
 思うとうれしくなった。


 今日は満開だった
 どんどん落ちてくる
 桜の花びらがとってもきれいだった。

 自転車から降りた私は
 桜を見てきゃーきゃー 
 言っていたら、
 隣から「ぐー」という音が
 したので隣をみたら
 顔を真っ赤にした
 優がいた


 その瞬間私は
 声がかれるくらい 
 笑ってしまった。

 「じゃあ誰かがすっごくお腹
  すいてるみたいだし…
  お昼にしよっか」

 ってわざらしく言ったら
 
 「うるせー」
 って頭をかきながら
 顔を真っ赤にして優が言った。