「僕、もう…亜希さんしか描きたくない」


「へっ…?」


突然の言葉に、顔が赤くなる私。それに気付かれないように顔を背けた。


「きゅっ、急に…どうしたの?」


「あ…いや、さっき描いててそう思ったんです。」


「そ、そうなんだ」


ははっと軽く笑ってみるが…


何を緊張しているんだ私?!

「亜希さん…」


「はいっ?」