不思議な道具

玲美は瞑った目を開くと綺麗な家があった。

「あら?お客さんかな。」

綺麗な家の中から一人の老婆が出てきた。

「すいません。ここどこですか。」

「私の家だよ。玲美さん」

「お知り合いでしたっけ…。すみません記憶に無くて」

「玲美さんは弱りきっていますね。」

優しい喋り方で、暖かい笑顔で玲美の元に近寄ってきた。


「弱ってなんか居ません。私には大事な友達がいるから。皆が帰ってくるの待ってなきゃいけないから頑張らなきゃ。」


老婆は驚きで目を見開いて玲美を見た。