不思議な道具

痺れを切らした萌子は

「あぁ~!じれったい!何なのよ?」

と優也の耳を引っ張り聞いた。

「いてぇよ!留依夏休みからアメリカに留学すんだよ…親父さんの仕事継ぐ為のな…」

優也は膨れながら玲美と萌子に説明して留依が口を開いた。

「元々高校の間に留学するのは決まってたんだが……まさか萌子とタイミング変わる予定じゃなかった。俺ら居なくなったら馬鹿だけだし…吉本が何するかわかんねえぞ。」

と萌子に向け苦い顔をした。