不思議な道具

萌子は顔を真っ赤にして

「レー可愛い!大好き!じゃ皆適当に席替えしてね♪私達窓際の端に行くから!」

すると周りが一斉に振り返り
「「「「「「「「「え」」」」」」」」」
と目を見開いた。

「いや普通に考えて紅龍に近づく子居ないでしょ?まぁ私はレーが居てくれたらいいし♪」

萌子は玲美の頭を撫でながら言った。

「いやいや俺普通じゃ無いし。俺『紅龍』に憧れてたんだ!!もちろん『龍』もだけどさ。つうわけで仲良くしようぜ?」

1人の男が近づいて来て二人を抱きしめた。

「にゃ?!」「うわ?!」と玲美と萌子が声を上げても抱きしめている手を離さずに。