不思議な道具

「なら奏ちゃ「やだ!ママと歩いて帰る。」

と車で帰る事を拒んだ。

「そっか…ならママをよろしくね」

と叔母さんは帰って行った。


「かなで……」

ママが空を見ながら呟いた。

「ん??なにママ?」

と聞くと

「聞きたいことがあるの。
あと寒いし帰ろうか?」

とママはゆっくり奏を見た。