「おばあちゃん…。」 葬儀の最中 お婆ちゃん子の女の子、奏は眠ったままのお婆ちゃんに近づき 今にも消えてしまいそうな声でつぶやいた。 「おばぁちゃん… 奏まだ、おばぁちゃんと いっぱい話したかったんだよ… なんで遠くに行っちゃうの。」 そんな姿の奏を見て周りはまた涙を流した。