つよがり姫に振り回されて





「…終わった」

さっきより明るい外に出た。
これで無事に終了ってことか。

「そうだな…あっ」

「ん?…あっ///」

お互い、手を繋いでた事を思い出し、慌てて離す。

「…あらあらぁ?2人とも顔が赤いわよぉ~」

「せっ先輩!!」「きゃっ」

お化け姿の先輩だった。

「お化け屋敷、楽しかったかしら?」

ニヤニヤしながらいう先輩。

「まっまぁ…別に」

「そう。会長は楽しかったわよね?あんなに叫んでたんだものね(笑)」

「あれはっ…びっびっくりしただけだっっ」

いつもの生徒会長に戻っていた。

「ふーん。まぁいいけど(笑)…あっ、差し入れありがとね。人気すぎて休憩とれなくて…2人は夏祭り楽しんでねぇ。それじゃ」

先輩は、お化け屋敷に戻っていった。