着替えながら考える。
このあと戻ってきて何を話したらいいのか。話さない方がいいのか。

でも、考えてるだけじゃだめなわけで…
それは自分でもよくわかってる。
あそこまでしてしまったんだ。
もう吹っ切ってしまえばいいじゃないか。

「あれでよかったんだ」

呪文のように唱える。
やっぱ女々しいな、俺。