つよがり姫に振り回されて

教室


Σガチャ

「おぉ…」

教室には、生徒がたくさんいた。
朝、プリント配っただけなのに…
みんな暇なんだな(笑)

「広瀬君!!いっぱいきたわよ」

「そうっすね」

「朝配ったばっかりなのにね」

「そうっすね。…女子の割合多くないすか?」

7割くらいの女子。
俺的には、男手がほしかったんだけどな…

「きっ気のせいよ。じゃあさっそくはじめましょう。広瀬君、指示をお願い」

「了解っす」

黒板の前に立って、一礼。

「(咳払い)みなさん、今日はお集まりくださいってありがとうございます。さっそくですが、作業を始めていただきます。今座っているグループで作業を行ってください。ひとグループにつき、実行委員が一人つきますので、安心して作業してください。それじゃあ、お願いします」

一礼して、ドア付近へ。
それと同時に実行委員が、テーブルに付く。
そして、作業が始まった。