蓮「言霊使い、確か言葉に力を宿らせる人達だっけ?」
翠「せや。言霊使いは非常に稀で神居様は35年ぶりの才能ある使い手や。だから守護者に選ばれた。」
賢「結界師もあまり数はいなかったな。仁も相当の力の保持者か。」
白【今のところ奴の結界は完全無欠と言われている。】
飛「しかしプライドが高いならば、私達と上手く行くのでしょうか?」
龍「確かに。協調性のない奴とは組みたくねぇーぞ?」
翠「その辺は平気。多分、あの人らが黙って私の言うこと聞くわけないんや。だから皆は自分のやるべき事をやればええ。」
拓「いいの?」
心配そうに拓海が見てくる。
翠「あの人らもプロや。優先順位くらいわかっとるやろうし心配いらんよ。」
安心させるように笑えば、そっかと拓海も笑う。
翠「それよか皆には頼みたいことがあるんよ。」
「「?」」
そう切り出し、ある作戦を皆に話した。