翌日、昨夜の事を白棹、拓海、龍之介、蓮、飛鳥に話した。

翠「…つー訳やから、今夜は神居様と仁様も一緒に封印の守護に当たる。」

拓「話はわかったけど、神居と仁ってどんな人?」

明らかに不信感…いや、不快感やな。が感じられる声色で拓海が聞いてきた。

まぁ賢人さんが余計に事細かに昨日の事を詳しく言い過ぎたから、この子達が嫌悪感を抱くのは致し方無いんやけど…

翠「…まぁ優秀な方々やけど、私は苦手な人達やな、うん。」

龍「翠が苦手って意外だな。お前どちらかと言えば好き嫌いってハッキリしていると思ってたから苦手な奴なんていないと思ってた。」

…確かに苦手以前に興味すらないが…

白【あれらはプライドの塊だからな。神居は珍しい言霊使い(コトダマツカイ)、仁は神木最高の結界師。2人ともその事を誇りに思っているようだからウザいぞ。】

ウザいって…否定はしないわ!