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彩「次の余興は決まった。残りの封印はあと四つ。
クスクス 楽しみじゃのう。」

闇の中。彩華と名乗った少女は月を見上げ、愉しそうにクスクスと笑う。

――もうすぐ、もうすぐじゃ。一族を、妾を裏切った代償を!この国の全ての者達に払わせてやろう!!

東の空から朝日が登り始めたと同時に彩華の姿も消えたのだった。